環境芸術学会第24回大会 「産業と芸術と人の関わり、大田区から未来へ」(終了しました)

会場:東京工科大学 蒲田キャンパス 東京都大田区西蒲田5-23-22
主催:環境芸術学会
共催:東京工科大学

〈大会組織〉
大会会長 高須賀昌志
実行委員長 酒百宏一
実行副委員長 酒井正
実行委員 小佐原孝幸 小松宏誠 伊藤英高 深澤健作 井藤雄一 高橋綾 奥田祥吾 菖蒲沢侑 

■大会日程: 2023年12月8日(金)ー 12月10日(日)
■発表場所: 東京工科大学 蒲田キャンパス 東京都大田区西蒲田5-23-22

作品発表に関しては、2023年12月5日から12月15日まで、オリエアート・ギャラリー<東京・北青山>にて展示をします。

■大会事務局:
〒144-8534
東京都大田区西蒲田5-23-22
東京工科大学デザイン学部 工業デザイン専攻B研究室 酒井正

環境芸術学会第24回大会実行委員会事務局
e-mail: tsakai@stf.teu.ac.jp


学会誌デジタルブック

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第24回「産業と芸術と人の関わり、大田区から未来へ」開催にあたって

大会実行委員長 酒百宏一

2023年度第24回目となる大会は、東京都大田区にある東京工科大学蒲田キャンパスで開催いたします。

東京大田区は、「ものづくりのまち」として現在まで発展してきました。高度経済成長期には9000を超える数の中小規模の工場がひしめきあいながら日本の近代工業を支えた場所でもあります。現在工場数は半分以下にまで減りましたが、それでも高い技術力を持った職人や先端技術を取り入れた工場など時代とともに変化していくなかで金属部品等の加工技術力は衰えることなく、「ものづくりのまち」は現在も健在です。

しかし、以前あった工場跡には福祉施設やマンション、分譲住宅などが建ち、まちの環境も大きく様変わりしています。また、最近では若いアーティストやクリエイターも移り住み、独自のネットワークやこの環境を活かした文化的な取り組みも見られるようになりました。

このように大田区のまちの様相も時代とともに変化し、このまちから新しく生み出されるものも、こうした状況や環境と密接に関わっていると言えるのではないかと思います。

大会では、この大田区に根づいている「ものづくり」の現場をエクスカーションにより見学し、近年大田区で行われてきたアートプロジェクトなどを概観。そして現在大田区で活動しているクリエイターを招いて、まちと関わりながら表現や創造的な活動を行っていくことの意義、そしてこれからの環境と芸術の共存について会員の皆様と考える機会にしたいと思います。

 


■第24回大会内容

□大会スケジュール

12月8日(金)【エクスカーション】 
13:15 集合・受付 東京工科大学 3号館1階エントランス
13:30 出発 マテリアル→ムソー工業→KOCA 移動はジャンボタクシー
17:00 解散 京浜急行梅屋敷駅  
(大田区役所 逢坂卓郎氏制作 作品見学オプション)

12月9日(土) 東京工科大学蒲田キャンパス
10:00 開会式
10:20 口頭発表
16:40 作品発表 口頭プレゼンテーション
17:15 ポスター発表 口頭プレゼンテーション
18:15 懇親会 

12月10日(日) ※入場無料、会員以外の方も聴講することができます
9:15    総会
10:00 学会賞発表
10:10  学会賞受賞者講演会
12:00 休憩
13:00 大会企画シンポジウム 
16:00 閉会式 学生プレゼン賞表彰式

※研究発表件数により時間変更することがあります。
 チラシを拡大する場合、画像をクリックしてください。

□学会賞賞表彰式 / 受賞者記念講演会 

日時:12月10日(日)10:00
本年度の環境芸術学会賞「学会大賞」「学会賞」「奨励賞」受賞者による記念講演会を行います。

□大会企画 講演/シンポジウム


「産業と芸術と人の関わり、大田区から未来へ」

大田区は東京23区で最大の面積をもち、もっとも南に位置する。町工場が集積する日本を代表する「中小企業のまち」で

ある。繁華街・歓楽街の蒲田、池上本門寺や大森貝塚、洗足池などの名所・旧跡、空の玄関口である東京国際空港など多様な側面をみせる。

従来は準工業地域での住居と工場の関係が、近年の工場閉鎖などに伴うコミュ二ティの変化により、騒音や振動など新たな問題が生じるなど、高齢化が進むエリアなどもあり社会問題化している。こうした中で地域コミュニティの新たなあり方を模索する動きがある。

この20年弱の間に区内各所でアートプロジェクトが開催されるようになってきた。多くは観光客を誘致するような内容でなく、地元や近隣の住人が対象となる地元密着型イベントが多い。またアトリエを構えるアーティストも徐々にではあるが増えてきており、オープンアトリエなどの住宅地に根付いた活動も同時多発的に開催されている。

本大会ではこれまでの大田区におけるアートプロジェクトの様子を、地域のつながりという視点から俯瞰的にまとめ、大田区の芸術活動を牽引してきたゲストを迎え、環境芸術活動の未来について大会参加者とともに探ってみたい。


○企画展示
これまでの大田区のアートイベントの事例がわかるパネル展を会場内で開催する予定です。

○企画A 講演 「地域環境から生まれるもの  過去から現在」
講演者:酒百宏一(大会実行委員長 東京工科大学教授 オオタノカケラ 代表)
大田区のまちの変遷や地域特性を含め、オオタノカケラの活動を通して見えたこと、感じたことなどをお話しします。

○企画B 講演 「大田区における近年のアートプロジェクト事例」
講演者:荻野祐子(公益財団法人 大田区文化振興協会 文化芸術振興課 主任)
大田区文化振興協会文化芸術振興課主任の荻野祐子さんをゲストにお招きして、大田区におけるこれまでのアートプロジェクトについてご紹介いただきます。
・大田区のアートプロジェクト
 多摩川アートラインプロジェクト(2007~2011)、鉄工島FES(2017~2019) 、OTA アートプロジェクト マチニエヲカク(2020~) 等
・大田区、大田区文化振興協会の関連事業
 大田区・空家等地域貢献活用事業、OTA アートプロジェクト等
・共同アトリエ
 ART FACTORY 城南島(2014~)、HUNCH(2017~)、KOCA(2018~) 等

○企画C シンポジウム 「環境と芸術と人の関わり、大田区から未来へ」
大田区でクリエイティブに活動する5人による、芸術活動の未来に向けたシンポジウムを開催します。
<登壇者>
酒百宏一 東京工科大学教授 オオタノカケラ 代表
荻野祐子 大田区文化振興協会 文化芸術振興課 主任
田中裕人 ソシオミュゼ・デザイン株式会社 代表取締役
<司会>
小松宏誠 武蔵野美術大学 特任准教授


□研究発表

口頭発表/ポスター発表/作品発表 発表申し込み、提出データの詳細については研究発表募集ページを参照

○口頭発表 12月9日(土) 10:20より 会場東京工科大学3号館10階講義室

発表者(共同研究の場合は発表筆頭者)は、口頭発表会場において発表を行い、質疑応答、討論をおこなう。

○ポスター発表  12月9日(土) 17:00より 会場東京工科大学3号館10階講義室

発表者から提出されたデータを出力したポスターを定められた場所に掲示する(印刷・掲示は大会事務局で行う)
発表者(共同研究の場合は発表筆頭者)は、各自のポスターの前に待機し、内容説明や質疑応答を適宜行う

詳細は後日、発表代表者に対してメールにてお知らせします。データ提出は大会3週間前を予定。

〇作品発表
※大会会場とは別のオリエアートギャラリーにて作品展示を行う。詳細は研究発表募集欄を参照

日程: 2023年12月5日(火)~12月15日(金) 12月10日(日)休廊
時間: 11:00 ~ 18:30(最終日16:00まで)
搬入: 12月4日(月)13:00~14:00 その後展示作業を行う  
搬出: 最終日展示終了後
会場名: オリエアート・ギャラリー 


□参加申し込み方法・参加費 

大会参加 総会参加 締め切り10月20日(金)

※大会への出席・欠席に関わらず、期日までにご回答ください

総会の出席・欠席の確認は欠席の場合の委任状も兼ねておりますのでご協力ください。

大会参加・総会参加申込URL  (Google forms): https://forms.gle/Lys6p1Jd7Sb3wHm68

<参加費>
正会員:5000円
学生会員:2000円
会員以外:6000円

<別途費用>
エクスカーション参加費:3000円
懇親会費:5000円 東京工科大学内もしくは蒲田駅周辺で懇親会を開催します。
弁当代:12月9日(土) 12月10日(日)  各1100円

周辺にコンビニや飲食店もいくつかありますが、昼食時間が限られているためお弁当の予約をお勧めいたします

大会参加費支払い
※参加費のお支払いはPeatixサイトよりお願いします。
大会参加費等支払いURL  (Peatix)  https://iead2023-24th.peatix.com/


■環境芸術学会第24回大会 研究発表募集

○研究発表は(A)口頭発表(B)ポスター発表(C)作品発表、3つの方式があります。
○1研究者が複数の研究発表をすることが可能です。同じ内容で複数の研究発表をすることはできません。
○「概要集原稿」「大会プログラム原稿」が必要です。下記要項に従って提出して下さい。
○今年度分も含め年会費の未納があると研究発表申込ができません。共同発表者についても同じです。
納入状況についての不明点は本部事務局の小山までご連絡ください。
○「研究発表登録費」が下記の通り必要となります。詳しい内容について研究発表登録費をご覧ください。
○発表に際しては学会HPの「環境芸術学会の著作権について」を参照し、著作権などの取り扱いに十分に留意すること。

※研究発表全般に関するお問い合わせ 大会事務局 酒井正  E-mail:tsakai@stf.teu.ac.jp

※「概要集原稿」「大会プログラム原稿」に関する問い合わせ 本部事務局 小山 E-mail: from-jimu@iead.org


大会研究発表について

大会研究発表資格

1)研究発表の代表者は会員のみとする。
2)発表年度も含め学会年会費の未納がない者とする。共同研究者もついても同じとする。

研究発表登録費

1)大会参加費とは別に口頭発表・ポスター発表・作品発表の研究発表者は指定された研究発表登録費を学会事務局に支払う。
2)研究発表を複数行う場合はそれぞれの発表について研究発表登録費を学会事務局に支払う。
3)共同研究者が複数いる場合はその人数分の研究発表登録費を、研究代表者が学会事務局に支払う。
4)研究発表登録費の金額は会員、学生会員、非会員により異なる。(別表1)
5)研究発表申し込み時に定められた金額を研究代表者が学会口座に一括して振り込む。(〇〇ぺージ記載の口座)
6)研究発表を辞退した場合でも、振り込まれた研究発表費の払い戻しはされない。
・部会発表はパネル発表に準じて行う。研究発表登録費を支払う必要はない。
・徴収した研究発表登録費は研究概要を掲載する当該学会誌制作代の補助とする。


別表1)研究発表資格の有無と研究発表登録費

□研究発表申し込み方法 (A)口頭発表/(Bポスター発表/(C)作品発表

❶研究発表申し込み方法 (A) (B) (C)共通
研究発表希望者は、以下のGoogle Formsから必要事項を入力し登録を行ってください。
プログラム用原稿(100文字〜150文字)も同時にこちらに入力してください。
研究発表登録フォームURL  https://forms.gle/TBGfCvVrGmRGFyaR7
申込締め切り10月6日(金)※期日を過ぎての受付はいたしませんのでご注意ください

❷概要集原稿 (PDFデータでの提出) (A) (B) (C)共通
「概要集原稿」は、「指定レイアウト」を学会ホームページよりダウンロードし、指示に従って作成した後、データを以下のGoogle formsへアップロードすること。なお「概要集原稿」はPDFデータ(最大100MB)とし、指定した形式以外での提出は受け付けない。
1) 原稿提出先 https://forms.gle/Mwoz8LKTuow6omEY8 
2) 締め切り 10月18日(水)~10月20日(金) ※期日を過ぎての受付はいたしませんのでご注意ください

❸研究発表登録費の支払い
・研究発表登録費は概要秀原稿・大会プログラム原稿の提出と同じタイミングで学会口座にお振込ください。
お振込日 10月18日(水)~10月20日(金)

○振込先
■みずほ銀行根津支店
口座番号:普通 1708384
口座名義:環境芸術学会
(フリガナ:カンキョウゲイジュツガッカイ)

■ぱるる(郵便貯金口座)
口座番号:00160-0-587151
名義:カンキョウゲイジュツガッカイ

※他の金融機関からの振込の場合
金融機関コード:9900 店番:019 預金種目:当座
店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店)
口座番号:0587151

《お振り込みについての注意点》
お振込みされた方の氏名が正確に確認できるよう、必ず振込者名の先頭に会員番号をお付け下さい。
会員番号は学会より発送される各封書の宛名に表記しています。


研究発表部門別詳細

研究発表を希望する者は、発表する部門の内容をご確認ください。

○口頭発表
12月9日(土) 10:20より 会場東京工科大学3号館10階講義室

1.発表者(共同研究の場合は発表筆頭者)は、口頭発表会場において発表を行い、質疑応答、討論をおこなう。
2.発表時間は、1件について20分間(概ね、発表時間15分、質疑応答時間5分)とする。
発表時間の変更がある場合は発表者数確定後、本人に連絡する。
3.発表に必要なプロジェクターは大会事務局で用意する。PCについては発表者が準備すること。
プロジェクターとの接続ケーブルのコネクタはHDMI端子もしくはUSB-Cで接続できるようにご準備ください。

4.「優秀プレゼンテーション賞(会員部門・学生部門 各1件)」を設け、優れた発表に対して授与する。
受賞者は学生部門は発表当日の発表、会員部門は後日発表する。

○ポスター発表 (部会活動報告はこれに準ずる)
12月9日(土) 17:00より 会場東京工科大学3号館10階講義室

1.発表者から提出されたデータを出力したポスターを定められた場所に掲示する(印刷・掲示は大会事務局で行う)
2.  発表者(共同研究の場合は発表筆頭者)は、各自のポスターの前に待機し、内容説明や質疑応答を適宜行う
3.  ポスターの内容
画面大きさ:A1サイズ 縦位置
枚数:発表件数1件につき2枚以内 テキストサイズは10pt以上とすること
表題:1枚目に当たるパネル上部に表題、発表者氏名、所属を表すものとする。副題をつけても良い。形式は自由。
※  ポスターデータはPDFで提出。大会事務局にて出力を行います(用紙は厚手普通紙)

詳細は後日、発表代表者に対してメールにてお知らせします。データ提出は大会3週間前を予定。

〇作品発表

大会会場とは別のオリエアートギャラリーにて作品展示を行う。

日程: 2023年12月5日(火)~12月15日(金) 12月10日(日)休廊
時間: 11:00 ~ 18:30(最終日16:00まで)
搬入: 12月4日(月)13:00~14:00 その後展示作業を行う  
搬出: 最終日展示終了後
会場名: オリエアート・ギャラリー 
住所:  東京都港区北青山2-9-16-AAビル1F TEL 03-5772-5801

出展条件 

作品サイズ 
立体作品 縦・横それぞれ1辺50cm以内に収まる作品とする。収まらない場合は大会事務局と要検討。
高さは自由だがギャラリー天井高2,300mmを考慮すること。 (台座は含まず)
平面作品 縦100cm・横100cmのスペースに収まる作品とする。
     立体・平面作品のいずれも、重量は30kg程度以内とする。
作品素材   自由
作品サイズの制限については発表者の人数により制限が変わる可能性もあります。変更がある場合は発表者人数確定後にご連絡差し上げます。

展示方法
立体作品の台座については、大きさによっては大会事務局で用意することも可能です。
その際は出展申込時にその旨を必ず記入し、数と大きさは大会事務局と相談すること。
平面作品については、壁面にピクチャーハンガーもしくはイーゼルにより展示します。数と大きさは大会事務局と相談すること。天井高は2,300mm展示作業は大会事務局でおこなう。ただし搬入・撤去は出品者本人がおこなうものとする なお、台座の利用の際やレイアウトや設営、展示の管理の特殊なもの、また電源や機材が必要なものは大会事務局との事前調整が必要。

○作品発表の搬出入については、下記の事項を基本とします。
(作品展示についての詳細は、後日事務局よりメールにてご案内します)
搬入 2023年12月4日(月)13:00~14:00 (※実行委員会+発表者共同で14:00~展示作業をおこなう)
業者委託搬入 2023年12月4日(月)午前中着 (※事前に必ず大会事務局との調整をおこなう)
作品送付先 〒107-0061 東京都港区北青山2-9-16-AAビル1F  オリエ アート・ギャラリー
TEL 03-5772-5801
※梱包表面、または伝票に「環境芸術学会作品発表」と記載のこと。
直接搬出 基本的には出品者が搬出作業を行う。2023年12月15日(金)閉会後16:00~18:00
搬出(郵送によるもの) 事前に必ず大会事務局との調整をおこなう。

2023年 環境芸術学会 講演・交流会 共催企画 『地域再生とアート〜ふくしまの今、飯舘村から』概要

環境芸術学会会長 高須賀 昌志

 この度、環境芸術学会では、実践女子大学 2023年度教育プロジェクトとの共催で、オリエアート・ギャラリーにて開催される展覧会『ふくしまの今〜12年目の夏2023』展の開催に伴い、特定非営利活動法人「ふくしま再生の会」理事長の田尾 陽一氏をお招きして地域再生の実践者としてお話を伺う機会をつくりました。広く学会員のみなさまにご参加いただくことで、震災・原発事故から12年経った福島の現状や地域再生とアートの関係についての理解と見識を深め、また福島と学会との関わりの「きっかけづくり」となることを目指します。

日時:7月29日(土)10:00〜    オリエアート・ギャラリー内覧会(任意)
                   『ふくしまの今〜12年目の夏2023』展
           14:00〜15:30 田尾 陽一氏 講演
           15:30〜17:30 交流会
           18:00〜   懇親会(別会場へ移動) 

会場:実践女子大学(渋谷キャンパス)〒150-8538 東京都渋谷区東1-1-49
   講演会:702教室 交流会:905学生ホール
   https://www.jissen.ac.jp/access_guide/index.html

主催:実践女子大学 2023年度教育プロジェクト『持ち運べるパブリックアート〜地域活性化に対するAR(拡張現実)技術の活用に関する取り組み』
共催:環境芸術学会、チーム・オオカミ
後援、協力、支援会社(敬称略・順不同):
   特定非営利活動法人「ふくしま再生の会」
   株式会社 織絵
   NTTコミュニケーションズ 株式会社
   一般社団法人 ふくしま連携復興センター
   環境芸術学会 未来芸術研究部会

講演者ご紹介:
田尾 陽一(たお・よういち)
1941年神奈川県生まれ。
特定非営利活動法人「ふくしま再生の会」理事長。元物理研究者。
東京大学理学部大学院物理専攻修士課程修了(高エネルギー加速器物理学)。
IT企業の経営や、社会システムデザインの研究など多岐にわたる活動ののち、
福島県飯館村に移住している。
著書『ソーシャル・キャピタルで解く社会的孤立」(共者、ミネルヴァ書房、2013年)
  『飯舘村からの挑戦-自然との共生を目指して』(ちくま新書、2020年)
訳書『πの歴史』(ペートル・ベックマン著、共訳、ちくま学芸文庫、2006年)
特定非営利活動法人「ふくしま再生の会」website http://www.fukushima-saisei.jp

展覧会概要:『ふくしまの今〜12年目の夏2023』

期間:2023年7月31日(月)〜8月10日(金)内覧会7月29日(土)
            ※10:00〜18:00、最終日〜16:00、日曜祭日休み

場所:オリエアート・ギャラリー/港区北青山2−9−16 AAビル1F
https://orie.co.jp/
※営団地下鉄 銀座線 外苑前駅より徒歩5分程度

出展者(敬称略・順不同):
1)飯館村
 ・チームオオカミ
 ・合同会社マーブリング
 ・特定非営利活動法人「ふくしま再生の会」
2)相馬市
 ・たすけっと相馬
3)双葉町
 ・佐々木亮(NTTコミュニケーションズ勤務)+阿久津木材店
4)会津若松市
 ・株式会社Eyes Japan
5)その他
 ・実践女子大学ARオオカミアートWSプロジェクト
 ・アート作品や商材の展示

お問い合わせ先:実践女子大学美学美術史学科 下山 肇 shimoyama-hajime@jissen.ac.jp

人と社会の活性化研究部会展【美術からの発信】を開催します。

本部会と部会員は、芸術は人の生涯にわたり意義のある営みであると考え、地域社会、幼児教育、医療福祉現場、学校、公園、温泉地等、社会のあらゆる場において、芸術の実践と研究、提案と活性に取り組み、発信しています。
本展では、様々な専門・様々な場で美術からの発信に取り組む部会員の活動について紹介するとともに、ハッシュタグを用いることで社会との広い繋がり方を提案します。
人の生における芸術の意義を探求し実践し発信する私たちの活動は、あなたの活動、あなたの現場と、繋がるところがあるかもしれません。

第2回 環境芸術学会 研究部会展:人と社会の活性化研究部会展
美術からの発信
日程: 2023年6月27日(火)~7月7日(金)
※7月2日(日)は休廊
時間:10:00 ~ 18:00(最終日15:00まで)
会場:オリエ アート・ギャラリー
(東京メトロ銀座線【外苑前】駅下車【北口3番出口】より道路を横断し右方向、酒店を左折、右側の6軒目。)

環境芸術学会 第23回大会 研究作品発表 360°展

環境芸術学会第23回大会の研究作品発表展として2022年12月6日より12月16日までオリエアート・ギャラリーにて開催した展示した様子をWebで見ることができるようにしました。それぞれの研究作品に関する情報へたどり着くことができます。VR機能も対応していますのでタブレット、スマートフォンなどで見ることも面白いと思います。是非ご観覧ください。

環境芸術学会 第23回大会 研究作品発表 360°展
https://r46634288.theta360.biz/t/db5dc6ea-b732-11ed-a24a-0613720b7bf9-1

以前行われた環境芸術湘南実験展2021は、下記URLからご確認ください。
https://iead.org/archives/1564

「環境芸術学会2023年度春季研究発表大会」を開催します

「環境芸術学会2023年度春季研究発表大会」実施要項

環境芸術学会では、会員の研究活動の充実と研究成果の発信機会の拡充のため、遠隔会議システムを活用した「口頭発表」を主体とする試み「環境芸術学会春季研究発表大会」を開催することといたしました。

本大会では学生の参加を奨励する観点から「学生会員発表」という時間枠(学生会員は研究発表登録費無料)を開設します。更に、「優秀プレゼンテーション賞(会員部門、学生部門)」を設け、優れた発表に対して授与いたします。発表を希望される方は以下の実施概要をご確認いただき、ふるってご参加ください。


学会誌デジタルブック

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「2023年度春季研究発表大会プログラム」はこちらからダウンロードできます。



大会日程:2023年5月14日(日)10:00〜
実施形態:遠隔会議システム(Zoom)によるオンライン口頭発表 
実施概要
口頭発表は、遠隔会議システム「Zoom」を使用して発表をおこないます。
発表時間は1件あたり質疑応答を含んで20分程度を予定しています。
発表者は研究発表の申し込みを行った後、指定した期間(4月12日(水)〜14日(金))に「概要集原稿」と「プログラム原稿」を提出していただきます。
発表に際しては発表にかかわるメンバーに即した「研究発表登録費」が必要となります。
発表当日の詳細は後日、発表代表者に対してメールにてお知らせします。

●研究発表資格
・研究発表の代表者は会員のみとし、一人の研究者が複数の発表を行うことを可とします。
・発表に際しては2022年度までの学会年会費の未納がないこと(共同研究者も同様)を条件とします。
※会費納入状況については、事務局 (E-mail: from-jimu@iead.orgまで確認してください。

●研究発表申し込み方法
研究発表希望者は、以下のアドレスから必要事項を入力し申し込みを行ってください。
〇入力フォームアドレス https://forms.gle/pkooKYyYXMQ7JRwY7
申し込み期限 2023331日(金)必着 期日を過ぎた場合は受付けない)
※「概要集原稿」と「プログラム原稿」の提出方法については、学会年会費の納入状況等が確認された後、メールで連絡します。具体的には「Googleフォーム」を通じて提出していただく予定です。

●「研究発表登録費」の支払いについて
・研究発表者は指定された「研究発表登録費」を学会事務局に支払って下さい。
・研究発表を複数件行う場合はそれぞれの発表について「研究発表登録費」を支払うことになります。
・複数名で研究発表する場合はその人数分の「研究発表登録費」を研究代表者が学会事務局に支払って下さい。
・「研究発表登録費」の金額は会員、学生会員、非会員により異なります。(別表1)
・研究発表申し込み時に定められた金額を研究代表者が学会口座に一括して振り込んで下さい。
・研究発表を辞退した場合でも、振り込まれた「研究発表登録費」の払い戻しはできません。
・徴収した「研究発表登録費」は研究概要を掲載する当該学会誌制作代の補助としています。
別表1)研究発表資格の有無と「研究発表登録費」

振込期日2023412日(水)~14日(金)必着 ※期日を過ぎた場合は、受付できません。
〇振込先 ■みずほ銀行根津支店
      口座番号:普通 1708384
      口座名義:環境芸術学会(フリガナ:カンキョウゲイジュツガッカイ)
     ■ぱるる(郵便貯金口座)
      口座番号:00160-0-587151
      名義:カンキョウゲイジュツガッカイ
      ※他の金融機関からの振込の場合   金融機関コード:9900 店番:019 預金種目:当座
      店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店) 口座番号0587151
※振込みされた方の氏名が正しく確認できるよう、必ず振込者名の先頭に会員番号を付してください。 

●発表に際しての注意事項
・聴講参加の申し込みや方法は、4月初旬に告知します。
・発表に際しては学会HPの「環境芸術学会における著作権について」を参照して、著作権などの取り扱いについては十分に留意してください。
・Zoom発表時の録画は行いません。
・大会プログラムと概要集は「デジタルブック」として5月初旬に学会HPを通じて配布しますが、最終的に秋に発行する学会誌(本誌)に掲載します。

●本件についての問い合わせ先
事 務 局:〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8 東京藝術大学美術学部デザイン科 Time & Space研究室 
連 絡 先:E-mail: from-jimu@iead.org(小山) Tel:090-8030-1769(奥田)

主  催:環境芸術学会
大会組織:大会会長  高須賀 昌志
実行委員長 奥田 祥吾
実行委員  大森 正夫、鈴木 太朗、酒井 正、田島 悠史、小佐原 孝幸、船山 哲郎、宮本 一行、石上 城行、菖蒲澤 侑

「拡張する建築:ベルリンでの協働の都市開発プロジェクトーFrizz23」本学会が後援する公開講座が開催されます。

新しい都市参加モデルを採用した文化商業空間「Frizz23(フリズ23)」を手掛けたドイツの建築家ユニット、デッドライン・アルキテクテンによる公開講座を、3月23日(木)に東京工科大学蒲田キャンパス(東京都大田区)にて開催いたします。聴講申し込み中ですのでご興味持たれた方は、フォームより申し込みください。

開催⽇時:2023年 3⽉ 23⽇(⽊) 18:00〜19:30 (17:30 開場)
会場:東京⼯科⼤学蒲⽥キャンパス 3号館 地下1F 大講義室(東京都⼤⽥区⻄蒲⽥ 5-23-22)
主催:東京⼯科⼤学デザイン学部
定員:約200 名 (定員になり次第〆切予定)
参加費:無料
後援:環境芸術学会、公益社団法⼈⽇本建築家協会、ほか
問合せ先:frizz23_teu_lecture@stf.teu.ac.jp (東京工科大学デザイン学部 公開講座係)
告知/申込URL:https://www.teu.ac.jp/gakubu/design/kokai_koza.html

大学学部ブログでもわかりやすく紹介していますのでご覧ください。
http://blog.ds.teu.ac.jp/blog/2023/02/post-90c95e.html


環境芸術学会 第23回大会 研究作品発表展を開催します

環境芸術学会第23回大会 研究作品発表展

日程: 2022年12月6日(火)~12月16日(金)
※12月11日(日)は休館
時間: 10:00 ~ 18:00(最終日15:00まで)
主催:環境芸術学会
協力:オリエアート・ギャラリー

出展者(五十音順)
石上城行
近藤愛子
酒井正
佐藤 沙織
下山肇
高須賀昌志
高橋綾
棚橋重仁・今村孝
谷口文保


 本学会は、「環境芸術」の社会的役割と実践的行為を対象とした創作活動と理論研究を行ない、「環境」という概念を新しい視点から再定義することによって、芸術・デザインが現在置かれている立場の展望を明確に行うことを意図しています。
 2020年より世界中で猛威を奮っている新型コロナウィルスにより、新しい生活スタイルを余儀なくされてきましたが、現在、withコロナという考えが定着し、以前より人々の距離感が近づいてきています。私たち環境芸術学会は、急速に変化しているこの環境下で求められている芸術・デザインの可能性について考察してきました。
 オリエアート・ギャラリーでの大会研究作品発表では、各会員のwithコロナでの現在における芸術・デザインへの可能性、新しい発信を体感していただければ幸いです。
環境芸術学会 事業委員会委員長 高橋綾

環境芸術学会 優秀プレゼンテーション賞について

環境芸術学会2023年度春季研究発表大会の優秀プレゼンテーション賞の受賞者が決定しました。
受賞者は以下の通りです。

環境芸術学会2023年度春季研究発表大会 優秀プレゼンテーション賞
(学生部門) 松原 寧寿(新潟大学大学院自然科学研究科)
(一般部門) 鶴田 航(東京藝術大学)


2022年度環境芸術学会 優秀プレゼンテーション賞について
2022年度の環境芸術学会 優秀プレゼンテーション賞の受賞者が決定しました。
受賞者は以下の通りです。

環境芸術学会第23回大会 優秀プレゼンテーション賞

(学生部門)煙山 千夏さん(新潟大学大学院自然科学研究科)
(一般部門)池田拓馬さん(八戸学院大学短期大学部)

環境芸術学会2022年度春季研究発表大会 優秀プレゼンテーション賞

(学生部門) 伊藤 雄生(新潟大学大学院自然科学研究科)
(一般部門) 小佐原 孝幸(常磐大学人間科学部コミュニケーション学科)


2021年度の環境芸術学会 優秀プレゼンテーション賞の受賞者が決定しました。
受賞者は以下の通りです。

環境芸術学会第22回大会 優秀プレゼンテーション賞

(学生部門) 森元美咲(広島大学大学院)
(一般部門) 下山 肇(実践女子大学)

環境芸術学会2021年度春季研究発表大会 優秀プレゼンテーション賞

(学生部門) 武藤 琴音(東京藝術大学美術学部デザイン科)
(一般部門) 菖蒲澤 侑(文京学院大学人間学部)