環境芸術学会第22回大会「アート360° − 新しい情報発信 −」を開催します(終了しました)

環境芸術学会第22回大会「アート360° − 新しい情報発信 −」

大会スケジュール:ダウンロード

※デジタルブックはこのページの最後にあります

会場:神奈川県湘南エリア(メインスタジオを佐島マリーナにおきZoomを利用したオンライン開催) 

主  催:環境芸術学会

〈大会組織〉
大会会長:高須賀昌志
実行委員長:伊藤隆治
実行副委員長:酒井正
実行委員:大森正夫 鈴木太朗 高橋綾 下山肇 田島悠史 池村明生 石上城行 小佐原孝幸 船山哲郎 宮本一行 奥田祥吾 西毅徳 菖蒲澤侑 三上己紀 三上奈美 

大会日程:2021年12月11日(土)~12月12日(日)
     研究発表(作品)は12月7日(火)〜12月17日(金)

発表場所:ZOOMによるオンライン発表、および研究発表作品の展示(オリエアートギャリー)

大会事務局:〒160-0014 東京都新宿区内藤町1−10 (株)モブ内 環境芸術学会第22回大会実行委員会事務局 伊藤隆治 e-mail: karu@wako.ac.jp 

※併せて学会報もご確認ください。
https://iead.org/wp-content/uploads/2021/09/学会報32_0914.pdf


第22回 アート360° − 新しい情報発信 − 開催にあたって

大会実行委員長 伊藤隆治

 昨秋、第21回湘南大会は新型コロナウイルス感染症拡大を考慮し、学会初のオンライン大会となりました。
 世の中では多くのイベントや行事が新型コロナの影響で中止となる中、環境芸術学会では対面開催を翌年(2021年)に移行し、当年は学会初のオンライン開催となりました。
対面回避として行なったオンライン大会では思いの外、多くの発見がありました。「発表内容が理解しやすい」「多様な表現が可能であった」「遠方からでも気軽に参加できる」など多くのプラス要因のコメントを頂いたことは新たなオンライン表現の第一歩と感じました。
未だ新型コロナウイルスの感染は収まることなく拡大傾向にもあります。残念なことに今年度についても昨年同様、オンライン開催をせざるを得ない状況にあります。ただ、前にも書いたように昨年度のオンライン大会によるプラス要因をこの機会に拡充させることが我々環境芸術学会が行なうべき取り組みと誰もが感じていることと思います。
オリンピックイヤー2021年環境芸術学会大会では、今後の環境芸術学会の新たな表現を踏まえ「アート360°〜新しい情報発信〜」をテーマに開催いたします。「オンライン」が対面回避策ではなく、環境芸術学会の新しい表現手法として加わることを目的に第22回湘南大会を開催いたします。


ぜんぜんアフターにならないコロナ社会

環境芸術学会 会長 高須賀 昌志

コロナ禍にまつわる話が時節の挨拶の常になってしまった感があり、それも致し方ないと感じつつ、この騒ぎの水面下で何か大きな構造変革が進行しているように思え、その変化に適応するために何かしなければならないのではないと頓珍漢なことを考えてしまったりして、答えのない思考の堂々巡りに苦笑している自分にまた呆れたりしているこの頃です。
この原稿は東京2020オリンピックの閉会式が執り行われているのを横目に見ながら書いています。ご存知の通り日本の獲得メダルは史上最多の58個にのぼりました。直前までオリンピック開催に反対だったマスメディアはかなり控えめに祝意を表しているように見受けられます。開催反対の逆風の中、たとえ無観客であろうともアスリートの活躍はスポーツが持つ魅力を表現するのに十分であり、心を動かされる日々を過ごさせてもらいました。果たして美術にこれほど多くの人々の心を揺さぶるパワーがあるのだろうかと再び思考の堂々巡りに陥ってしまいます。しかしこれは苦笑でやり過ごすことができない重要な課題であるといえます。
昨年秋の挨拶文に『アフター・コロナの社会に以前と同じ生活が戻ることはないでしょう。私たちはすでに新たな生活スタイルを強要され、これまでの常識を捨てざるを得ない状況にあります。私たちの普遍的な価値とは一体何なのか?ということが問われる局面を迎えているように思えます。』さらに『「環境芸術」が次代の社会を切り拓く何らかの役割を担うと信じています。』と記しました。しかしその役割やはたらきが未だ明確になりません。その端緒を掴むためにも会員相互の交流が望まれるのだと考えます。
本年度の大会は昨年のリベンジとして対面での交流を前提に計画してきましたが、再びZOOM によるオンラインリモートで実施されることとなりました。アフター・コロナを想定していましたが、まだまだコロナの猛威は収まる気配がありません。現在の状況を考えるとやむを得ない判断だと考えています。こうした状況の中でも少しでも充実した内容となるよう工夫を凝らし、伊藤隆治委員長をはじめ実行委員の皆様に準備をして頂いております。本学会報では大会における研究発表を広く募集しております。会員の皆様におかれましては、数多くの参加をいただきますようお願い申し上げます。


大会スケジュール

【大会1日目 12月11日(土)】
13:00-13:50 総会
14:00-   開会式・学会賞表彰式
14:20-15:20 学会賞受賞者記念講演会(学会賞・奨励賞それぞれ30分ずつ)
15:30-16:30 基調講演
17:00-   懇親会ルームオープン
17:30-   懇親会

【大会2日目 12月12日(日)】
9:00-   研究発表(口頭)
12:00-  昼食休憩
13:00-  研究発表(口頭・パネル・作品)
15:00-  IEAD 環境芸術湘南実験展 発表
15:40-  最優秀プレゼンテーション賞発表
                    表彰式 閉会式


第22回大会内容

・学会賞表彰式/学会賞受賞者記念講演会
本年度は環境芸術「学会賞」「奨励賞」が発表されます。それぞれの表彰と受賞者による講演会を行います。

・基調講演
日時:12月11日(土) 15:30〜
テーマ:「情報発信のあり方」

【講演者】
尾前芳樹 逗子・葉山コミュニティ放送(株)代表取締役
※ 湘南ビーチFM(愛称)78.9MHz

1964年 神奈川県出身
1989年 (株)ケーブルネットワーク千葉 入社
1991年 兵庫エフエムラジオ(株) 入社
2004年 エフエムインターウェーブ(株) 入社
2006年 逗子・葉山コミュニティ放送(株) 入社
2019年 逗子・葉山コミュニティ放送(株) 代表取締役就任

【湘南ビーチFMとは】
関東地方でもっとも早く開局したコミュニティ放送局。
周波数は78.9MHz、出力は20W。
1993年にジャーナリスト木村太郎氏が開局設立する。海に近い放送局であることを生かし、「耳に優しい音楽とトーク」をテーマに洋楽やジャズを中心に放送を行う。同局のデザインをイラストレーター鈴木英人氏が担当する。

・研究発表 口頭発表/作品発表/パネル発表
発表申し込み、提出データの詳細については研究発表募集を参照

(A) 口頭発表 
発表者本人が画面共有機能を使いながらZoomで発表をおこなう。時間は発表の数にもよるが1件あたり20分ほどを予定。
口頭発表においては「優秀プレゼンテーション賞(会員部門・学生部門)」を設け、優れた発表に対して授与いたします。

(B) 作品発表 
オリエ アート・ギャラリーにて作品展示
日程 12月7日(火)〜12月17日(金) (12月12日 日曜日は休廊)
発表者は搬入時に撮影した会場の映像を見せながら、大会当日にZoomで発表を行う。

(C) パネル発表
PDFにしたものを事前に提出。主催者が画面共有しながら発表者はZoomで発表をおこなう。1件あたり4分くらいを予定。
※画面サイズはA2横位置、2枚以内、テキストの大きさは10pt以上とすること

・大会企画作品展示 ―IEAD 環境芸術湘南実験展―
湘南国際村を舞台にした野外展示を360°カメラなどを使って記録してWeb上でVR技術を使った展覧会を実験的に開催します。詳細については後日メーリングリストでお知らせします。またホームページでも掲載します。

・懇親会
本年もZOOMを利用したリモート懇親会での開催とします。参加費は必要としません。本年度は湘南ビーチFMのサイトから湘南の地ビールセットをご購入いただけます。皆さんと同じビールで乾杯しましょう。

ZOOMによる懇親会
参加費:無料
オプション:乾杯セット(乾杯用湘南地ビール、ほか)を希望する方は各自お申し込みください。
購入先:湘南ビーチFMショッピングサイト https://www.beachfm.co.jp/store/


参加申し込み方法

大会参加(視聴のみの参加も含む) 申込締め切り11月30日(火)

<大会参加費> 1,000円  参加費のお支払い方法は、Peatix内でご案内いたします
<懇親会> 無料   オプション「乾杯セット」を希望の場合は別途個人負担

・大会参加申込URL(Peatix)  https://iead-conference2021-12.peatix.com
※研究発表の申し込みは別途行ってください

・総会参加(視聴のみの参加も含む) 申込締め切り10月31日(日)
※大会出席・欠席に関わらず、期日までにご回答ください

昨年度よりハガキの郵送による確認から専用フォームに回答する方法に変更しました。
総会の出席・欠席の確認と欠席の場合の委任状も兼ねておりますのでご協力ください

総会参加申込URL(Google forms)  https://bit.ly/3huxZiM


環境芸術学会第22回大会 研究発表募集

リモートでの開催となりますので例年とは違う部分が多いのでご注意ください。

  • 研究発表は(A)口頭発表(B)作品発表(C)パネル発表、3つの方式があります。
  • 1研究者が複数の研究発表をすることが可能です。
  • 「概要集原稿」「大会プログラム原稿」が必要です。要項に従って提出して下さい。
  • 今年度分も含め年会費の未納があると研究発表申込ができません。共同発表者についても同じです。納入状況についての不明点は本部事務局の岩岸までご連絡ください。
  • 「研究発表登録費」が下記の通り必要となります。詳しい内容について研究発表登録費詳細をご覧ください。
  • 発表に際しては学会HPの「環境芸術学会の著作権について」を参照し、著作権などの取り扱いについては十分に留意すること。
  • Zoom発表時の録画は行わない。

※研究発表全般に関するお問い合わせは:大会事務局・伊藤までメールにてお願いいたします。
大会事務局・伊藤隆治  E-mail:karu@wako.ac.jp

※「概要集原稿」「大会プログラム原稿」に関する問い合わせは:本部事務局・岩岸までメールにてお願いします。

本部事務局・岩岸和子 E-mail: from-jimu@iead.org


大会研究発表について

・大会研究発表資格

  • 研究発表の代表者は会員のみとする。
  • 発表年度も含め学会年会費の未納がない者とする。共同研究者もついても同じとする。

・研究発表登録費

1)大会参加費とは別に口頭発表・パネル発表・作品発表の研究発表者は指定された研究発表登録費を学会事務局に支払う。
2)研究発表を複数行う場合はそれぞれの発表について研究発表登録費を学会事務局に支払う。
3)共同研究者が複数いる場合はその人数分の研究発表登録費を、研究代表者が学会事務局に支払う。
4)研究発表登録費の金額は会員、学生会員、非会員により異なる。(別表1)
5)研究発表申し込み時に定められた金額を研究代表者が学会口座に一括して振り込む。
6)研究発表を辞退した場合でも、振り込まれた研究発表費の払い戻しはされない。
 -部会発表はパネル発表に準じて行う。研究発表登録費を支払う必要はない。
 -徴収した研究発表登録費は研究概要を掲載する当該学会誌制作代の補助とする。


(別表1)研究発表資格の有無と研究発表登録費


研究発表申し込み方法

❶研究発表申し込み方法

研究発表希望者は、以下のGoogle Formsから必要事項を入力し申し込みを行ってください。
プログラム用原稿(100文字〜150文字)も同時にこちらに入力してください。
〇環境芸術学会2021第22回大会研究発表申し込みフォーム https://forms.gle/gEiCLNjt6wWBd5p37
1) 締め切り  2021年10月8日(金)必着 ※期日を過ぎた場合、受付いたしませんのでご注意ください。

❷概要集原稿 (PDFデータでの提出)

「概要集原稿」は、「指定レイアウト」と「マニュアル」を学会ホームページよりダウンロードし、指示に従って作成した後、データを以下のgoogle Formsへアップロードすること。なお「概要集原稿」はPDFデータ(最大3MB)とし、指定した形式以外での提出は受け付けない。
指定レイアウト:ダウンロード マニュアル
〇原稿提出先 https://forms.gle/XVtsRmde2fgCSjWT8
2) 締め切り 2021年10月20日(水)~10月22日(金)必着 ※期日を過ぎた場合、受付いたしませんのでご注意ください。

❸研究発表登録費の支払い

・研究発表登録費は概要秀原稿・大会プログラム原稿の提出と同じタイミングで学会口座にお振込ください。
お振込日 2021年10月20日(水)~10月22日(金)


振込先

・みずほ銀行根津支店
口座番号:普通 1708384
口座名義:環境芸術学会(フリガナ:カンキョウゲイジュツガッカイ)

・ぱるる(郵便貯金口座)
口座番号:00160-0-587151
名義:カンキョウゲイジュツガッカイ

※他の金融機関からの振込の場合
金融機関コード:9900 店番:019 預金種目:当座
店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店) 口座番号0587151

《お振り込みについての注意点》
お振込みされた方の氏名が正確に確認できるよう、必ず振込者名の先頭に会員番号をお付け下さい。(会員番号は封書の宛名に表記しています。)


研究発表募集詳細

(A)口頭発表 
1.発表者(共同研究の場合は発表筆頭者)は、ZOOMミーティング口頭発表ルームにおいて画面共有機能などを使用しながら発表を行い、質疑応答、討論をおこなう。
2.発表時間は、1件について20分間(概ね、発表時間15分、質疑応答時間5分)とする。発表時間の変更がある場合は発表者数確定後、本人に連絡する。
3.発表についての詳細は後日、発表代表者に対してメールにてお知らせします。

(B)作品発表
東京北青山にあるオリエアートギャラリーにて作品発表展を開催します。
共同研究の場合は研究代表者は、ZOOMミーティング作品発表ルームにおいて画面共有機能などを使用しながら発表を行い、質疑応答をおこなう。

環境芸術学会「第22回研究作品発表展」

日程: 2021年12月7日(火)~12月17日(金) 12月12日(日)休廊
時間: 11:00 ~ 17:00(最終日15:00まで)
搬入: 12月6日(月)13:00~14:00 その後展示作業を行う  
搬出: 最終日展示終了後

出展条件

・作品サイズ
立体作品 縦・横それぞれ1辺50cm以内に収まる作品とする。高さは自由だがギャラリー天井高2,300mmを考慮すること。(台座は含まず)
平面作品 縦100cm・横100cmのスペースに収まる作品とする。
作品   30kg程度以内    作品素材  自由

・展示方法
立体作品の台座については、大きさによっては大会事務局で用意することも可能です。
その際は出展申込書にその旨を必ず記入し、数と大きさは大会事務局と相談すること。
平面作品については、壁面にピクチャーハンガーもしくはイーゼルにより展示します。数と大きさは大会事務局と相談すること。天井は2,300mm
展示作業は大会事務局でおこなう。ただし搬入・撤去は出品者本人がおこなうものとする なお、台座の利用の際やレイアウトや設営、展示の管理の特殊なもの、また電源や機材が必要なものは大会事務局との事前調整が必要。
○作品発表の搬出入については、下記の事項を基本とします。
 作品展示についての詳細は、後日事務局よりメールにてご案内します 
4.直接搬入  2021年12月6日(月) 13:00~14:00  ※実行委員会が6日14:00~展示をおこなう 
5.業者委託搬入 2021年12月6日(月) 午前中着  ※各自、大会事務局と調整して展示をおこなう 
6.作品送付先  〒107-0061 東京都港区北青山2-9-16-AAビル1F  オリエアートギャラリー 
  TEL 03-5772-5801  ※梱包表面、または伝票に「環境芸術学会作品発表」と記載のこと。
7.直接搬出 基本的には出品者が搬出作業を行う。2021年12月17日(金)展示終了後

(C)パネル発表

1.発表者が作成したパネルに相当するものを大会ホームページにて発表する。
2. 発表者(共同研究の場合は発表筆頭者)は、ZOOMミーティングパネル発表ルームにてパネルと同じ内容のPDFデータを使い、口頭にてプレゼンテーション、質疑応答をおこなう。(4分程度、PDFデータは事前に事務局へ提出する)
3.パネルの内容
  画面大きさ:A2サイズ 横位置 枚数:発表件数2枚以内
  表題:1枚のパネル左側上部半分に60㎜幅の帯を設け、その範囲内に表題、発表者氏名、所属を表すものとする。副題をつけても良い。
4.提出データはPDF、詳細は後日、発表代表者に対してメールにてお知らせします。データ提出は大会3週間前を予定。


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