環境芸術学会第23回大会「その土地の発酵と循環」を開催します

環境芸術学会第23回大会「その土地の発酵と循環」

< 大会組織 > 大会会長 高須賀昌志
実行委員長   藤浩志
実行副委員長 柚木恵介
実行委員 石上城行 酒井正 船山哲郎 今中隆介 石川昌 曽根博美 青木邦人
■大会日程 : 2022年9月30日(金)ー10月2日(日)
■ 発表場所 : 秋田市文化創造館 スタジオA-1 他
■大会事務局 : 〒010-1632
       秋田県秋田市新屋大川町12-3 秋田公立美術大学 藤研究室内
       環境芸術学会第23回大会実行委員会事務局
       船山哲郎 e-mail: t.funayama@akibi.ac.jp

※併せて学会報もご確認ください。
https://iead.org/wp-content/uploads/2022/07/学会報33_0701.pdf


発酵と熟成

環境芸術学会会長 高須賀 昌志

 COVID-19の脅威が収まり、会員が直接顔を合わせての大会が3年ぶりに開催できることを心より嬉しく思います。リモート会議は物理的距離から解き放たれ、時間や移動コストを費やすことなくある面では対面の代替え以上の新しい価値が評価されています。しかしながら、やはりバーチャル空間では満たされないものがあるのも事実です。日常空間から離れ、外界と直接触れ合うことの意義は大きなものであり、訪れる機会が少ない場所で、その地域独自の歴史や文化に触れることができるとしたらそれは尚更と言えるでしょう。今秋開催する秋田大会は、これまで溜まった鬱憤を晴らす良い機会になるのではと期待しています。

秋田は北国の厳しい気候と風土の中で継承されてきた祭りや伝統文化の宝庫と言われています。「ナマハゲ」は、年に一度、悪事に訓戒を与え厄災を祓い、豊作・豊漁・吉事をもたらす来訪神として各家庭を練り歩く民俗行事です。1978年に「男鹿のナマハゲ」の名称で国重要無形民俗文化財に指定され、2018年にはユネスコ無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」のひとつとしても登録されています。

クマやカモシカなどの獣(けもの)を狩る「マタギの文化」は、平安時代の秋田県が発祥とされています。彼らの生活は徹底した自然保護思想で貫かれていたと言います。獲物を山の神の恵みとして感謝し、必要以上に乱獲せず、祈りとタブーで己を律するマタギの習俗は、環境と人間の営みの関わりを考える上で示唆に富んでいることは容易に想像されます。

秋田大会では、『地域の発酵と循環』がテーマに掲げられています。この魅力的なアイデアは、藤浩志大会実行委員長の発案によるものです。「発酵」は「熟成」とよく似ていますが、「発酵」とは菌やカビなどの微生物がたんぱく質や糖質を分解し、うま味の素となるアミノ酸やアルコールによって味が変化することであり、一方の「熟成」は、食材自体が持っている酵素によって、たんぱく質が分解されアミノ酸が増加し味が変化することだと言います。つまり“微生物”が介在するか否かがその違いといえます。秋田の風土や環境の特性によって「熟成」されてきたものと、微生物たる文化や芸術がはたらいて「発酵」してきたものを見極めることはとても興味深いことです。「発酵」や「熟成」の発見は偶然の産物だったと言われています。しかし長い歴史の中での改良は、先人達の叡智が詰まった必然であることは明らかでしょう。生態系における循環システムと同様に、豊かな自然と時間の堆積の中で如何に「秋田」が変化してきたかを、全身で体感する機会が持てるものと楽しみにしています。会員皆様のたくさんのご参加をいただきますようお願い申し上げます。


■第23回大会内容

□大会スケジュール

【大会1日目 9月30日(金)】 エクスカーション
13:20     秋田駅東口 バスターミナル集合
13:30     秋田駅東口出発ー移動
14:30 - 15:30   大潟村干拓博物館(秋田県南秋田郡大潟村字西5丁目2番地) 見学
15:30 - 16:00   移動
16:00 - 17:00  なまはげ館(男鹿市北浦真山字水喰沢) 見学
17:00 -                 移動
19:30     北秋田または大館到着 宿泊(調整中)

【大会2日目 10月1日(土)】 総会・学会賞受賞者講演・シンポジウム
13:00 - 13:50   総会
14:00 - 14:20   大会開会式 学会賞表彰式
14:30 - 15:30   学会賞受賞者記念講演会
15:45 - 18:00   シンポジウム
19:00 -                 懇親会  @文化創造館2階 スタジオA1

【大会3日目 10月2日(日)】 口頭発表・パネル発表
9:00 - 12:00     口頭発表
12:00 - 13:00   昼食休憩
13:00 - 14:00   パネル発表(ポスターセッション形式)
14:00 - 14:30   優秀プレゼンテーション賞(学生のみ)表彰 閉会式
※発表件数により時間変更することがあります。

□学会賞賞表彰式 / 受賞者記念講演会 

日時:10月1日(土)14:30 -

 本年度は環境芸術「学会賞」「奨励賞」が発表されます。それぞれの表彰と受賞者による講演会を行います。

□大会シンポジウム

日時:10月1日(土)15:45 -

テーマ「発酵を促進するデザイン」

土地の発酵とは何を意味するのでしょうか。

本シンポジウムでは、秋田という土地の変容を促す試みを続ける建築家とデザイナーを招き、その土地が有する文化と、現代のデザインが反応することによって起こり得る「発酵」とその可能性について語り合います。

モデレーター:藤浩志 美術家/秋田公立美術大学教授

スピーカー:

小杉栄次郎 
秋田公立美術大学教授
建築家/コードアーキテクツ代表
NPO法人team Timberize副理事長

1968 東京都生まれ
1992 東京大学工学部建築学科卒業
-2001 磯崎新アトリエに勤務
2002 KUS一級建築士事務所を設立 ( – 15 )
2011 NPO法人team Tiberize 設立 副理事長
2013 秋田公立美術大学 准教授 ( – 17 )
2017- 一級建築士事務所 コードアーキテクツを設立
2018- 秋田公立美術大学 教授

相馬佳暁
設計士/木桶技師/酒匠
PANOF INC.代表
新政酒造株式会社 執行役員

1976 神奈川県生まれ
1999 多摩美術大学美術学部建築学科卒業
2001 同学大学院美術研究科デザイン領域修士課程修了
2001 現)デザイン会社 有限会社 PANOF創立
-2008 海外で設計業務に携わり帰国後、PANOFスタジオ設立
2017 新政酒造株式会社へ出向、酒類業界に従事
2021- 新政酒造株式会社 執行役員就任

□研究発表                口頭発表/パネル発表

○口頭発表 10月2日(日) 10:00ー 文化創造館2階 スタジオA1 他
1.  発表者(共同研究の場合は発表筆頭者)は、口頭発表会場において発表を行い、質疑応答、討論をおこなう。
2.  発表時間は、1件について20分間(概ね、発表時間15分、質疑応答時間5分)とする。
   発表時間の変更がある場合は発表者数確定後、本人に連絡する。
3.  発表に必要なプロジェクターは大会事務局で用意する。PCについては発表者が準備すること。
      プロジェクターとの接続ケーブルのコネクタ等については、後日事務局より発表者に連絡する。
4.「優秀プレゼンテーション賞(会員部門・学生部門 各1件)」を設け、優れた発表に対して授与する。

※本大会の口頭発表の発表者は対面参加のみといたしますが、聴講のみのオンライン参加は受け付けます。

○パネル発表  10月2日(日) 13:00ー 文化創造館2階 スタジオA1/3階 スタジオA3
1. 発表者が作成したパネルを定められた場所に掲示する(掲示は大会事務局で行う)
2.  発表者(共同研究の場合は発表筆頭者)は、各自のパネルの前に待機し、内容説明や質疑応答を適宜行う
3.  パネルの内容
画面大きさ:A1サイズ 縦位置  枚数:発表件数1件につき2枚以内 テキストサイズは10pt以上とすること
表題:1枚目に当たるパネル上部に表題、発表者氏名、所属を表すものとする。副題をつけても良い。形式は自由。

※ パネルデータはPDFで提出。大会事務局にて出力を行います(用紙は厚手普通紙)
  詳細は後日、発表代表者に対してメールにてお知らせします。データ提出は大会3週間前を予定。

□研究発表                口頭発表/パネル発表

○口頭発表 10月2日(日) 10:00ー 文化創造館2階 スタジオA1 他
1.  発表者(共同研究の場合は発表筆頭者)は、口頭発表会場において発表を行い、質疑応答、討論をおこなう。
2.  発表時間は、1件について20分間(概ね、発表時間15分、質疑応答時間5分)とする。
   発表時間の変更がある場合は発表者数確定後、本人に連絡する。
3.  発表に必要なプロジェクターは大会事務局で用意する。PCについては発表者が準備すること。
     プロジェクターとの接続ケーブルのコネクタ等については、後日事務局より発表者に連絡する。
4.「優秀プレゼンテーション賞(会員部門・学生部門 各1件)」を設け、優れた発表に対して授与する。

※本大会の口頭発表の発表者は対面参加のみといたしますが、聴講のみのオンライン参加は受け付けます。

○パネル発表  10月2日(日) 13:00ー 文化創造館2階 スタジオA1/3階 スタジオA3
1. 発表者が作成したパネルを定められた場所に掲示する(掲示は大会事務局で行う)
2.  発表者(共同研究の場合は発表筆頭者)は、各自のパネルの前に待機し、内容説明や質疑応答を適宜行う
3.  パネルの内容
  画面大きさ:A1サイズ 縦位置  枚数:発表件数1件につき2枚以内 テキストサイズは10pt以上とすること
  表題:1枚目に当たるパネル上部に表題、発表者氏名、所属を表すものとする。副題をつけても良い。形式は自由。

※ パネルデータはPDFで提出。大会事務局にて出力を行います(用紙は厚手普通紙)
     詳細は後日、発表代表者に対してメールにてお知らせします。データ提出は大会3週間前を予定。

□大会企画作品展示 12月6日−12月16日 オリエアートギャラリー

東京北青山にあるオリエアートギャラリーにて作品発表展を開催します。
−環境芸術学会第23回大会研究発表作品展示(仮称)−
日程: 2022年12月6日(火)~12月16日(金) ※12月11日(日)は休館
時間: 11:00 ~ 18:00(最終日15:00まで)
搬入: 12月5日(月)10:00~13:00 その後展示作業を行う
搬出: 最終日展示終了後

出展条件

作品サイズ:
立体作品 縦・横それぞれ1辺50cm以内に収まる作品とする。
高さは自由だがギャラリー天井高2,300mmを考慮すること。 (台座は含まず)
平面作品 縦100cm・横100cmのスペースに収まる作品とする。
立体・平面作品のいずれも、重量は30kg程度以内とする。

作品素材:自由

展示方法:立体作品の台座については、大きさによっては大会事務局で用意することも可能です。
その際は出展申込書にその旨を必ず記入し、数と大きさは大会事務局と相談すること。
平面作品については、壁面にピクチャーハンガーもしくはイーゼルにより展示します。
数と大きさは大会事務局と相 談すること。天井高は2,300mm
展示作業は大会事務局と出展者でおこなう。ただし搬入・撤去は出品者本人がおこなうものとする。
なお、台座の利用の際やレイアウトや設営、展示の管理の特殊なもの、また電源や機材が必要なもの
は大会事務局との事前調整が必要。

○作品発表の搬出入については、下記の事項を基本とします。
作品展示についての詳細は、後日事務局よりメールにてご案内します
・ 直接搬入 2022年12月5日(月) 10:00~13:00 ※実行委員会と出展者が同日13:00~展示作業
・ 業者委託搬入 2022年12月5日(月) 午前中着 ※各自、大会事務局と調整して展示を行う

作品送付先:〒107-0061 東京都港区北青山2-9-16-AAビル1F オリエアートギャラリー
      TEL 03-5772-5801 ※梱包表面、または伝票に「環境芸術学会作品発表」と記載のこと。
・ 搬出 2022年12月16日(金)展示終了後15:00~17:00 基本的には出展者が搬出作業を行う


□参加申し込み方法・参加費

●エクスカーション参加(9月30日)
<参加費> 一律 13000円
※エクスカーションのバス代、宿泊費等
参加者の人数等により変更する可能性あり
※10月1日以降の宿泊は各自手配

●大会参加(10月1日以降)
<参加費> 正会員:5000円
学生会員:3000円
  会員以外:6000円
※宿泊は各自手配

<別途費用>
懇親会費(10月1日):5000円 大会2日目の夜に秋田市文化創造館にて懇親会を行います
弁当代(10月2日):1000円
周辺にコンビニや飲食店もいくつかありますが、昼食時間が限られているためお弁当の予約をお勧めいたします

大会参加申込URL (Peatix)

https://iead23requipment.peatix.com/

※参加費のお支払い方法はPeatix内でご案内いたします 
※研究発表の申し込みはp.10のフォームから別途行ってください
申込締め切り 7月22日(金)

●総会参加(学会員のみ)
※大会への出席・欠席に関わらず、期日までにご回答ください
2020年度よりハガキの郵送による確認から専用フォームに回答する方法に変更しました。
総会の出席・欠席の確認と欠席の場合の委任状も兼ねておりますのでご協力ください。

総会参加申込URL (Google forms) 

https://forms.gle/1BpVwkeB6cQj4jMG8

申込締め切り 8月31日(水)

●オンライン聴講参加(Zoom利用 10月2日のみ)
<参加費> 1000円
本大会では、10月2日に行われる口頭での研究発表に限り、オンライン聴講を受け付けます。
聴講を希望される方は下記のURLよりお申し込みの上、参加費をお支払いください。

オンライン聴講申込URL (Peatix) 

https://iead23online.peatix.com/

※参加費のお支払い方法はPeatix内でご案内いたします
申込締め切り 9月25日(日)


■環境芸術学会第23回大会 研究発表募集

○ 研究発表は(A)口頭発表(B)パネル発表(C)作品発表、3つの方式があります。
○ 1研究者が複数の研究発表をすることが可能です。
○ 「概要集原稿」「大会プログラム原稿」が必要です。下記要項に従って提出して下さい。
○ 今年度分も含め年会費の未納があると研究発表申込ができません。共同発表者についても同じです。
納入状況についての不明点は本部事務局の岩岸までご連絡ください。
○ 「研究発表登録費」が下記の通り必要となります。詳しい内容について研究発表登録費詳細をご覧ください。
○ 発表に際しては学会HPの「環境芸術学会の著作権について」を参照し、著作権などの取り扱いに十分に留 意すること。

研究発表概要集原稿作成用レイアウト指定データ
(01_summary_manual202207.pdfをご覧になりフォルダ内ファイルにて作成ください)

※研究発表全般に関するお問い合わせ 大会事務局 船山哲郎  E-mail:t.funayama@akibi.ac.jp

※「概要集原稿」「大会プログラム原稿」に関する問い合わせ 本部事務局 小山亜紀 E-mail: from-jimu@iead.org

大会研究発表について
大会研究発表資格
1) 研究発表の代表者は会員のみとする。
2) 発表年度も含め学会年会費の未納がない者とする。共同研究者もついても同じとする。
研究発表登録費
1)大会参加費とは別に口頭発表・パネル発表・作品発表の研究発表者は指定された研究発表登録費を学会事務局に支払う。
2)研究発表を複数行う場合はそれぞれの発表について研究発表登録費を学会事務局に支払う。
3)共同研究者が複数いる場合はその人数分の研究発表登録費を、研究代表者が学会事務局に支払う。
4)研究発表登録費の金額は会員、学生会員、非会員により異なる。(別表1)
5)研究発表申し込み時に定められた金額を研究代表者が学会口座に一括して振り込む。(〇〇ぺージ記載の口座)
6)研究発表を辞退した場合でも、振り込まれた研究発表費の払い戻しはされない。
・部会発表はパネル発表に準じて行う。研究発表登録費を支払う必要はない。
・徴収した研究発表登録費は研究概要を掲載する当該学会誌制作代の補助とする。
別表1)研究発表資格の有無と研究発表登録費


□研究発表申し込み方法 (A)口頭発表/(B)パネル発表/(C)作品発表

❶研究発表申し込み方法 (A) (B) (C)共通
研究発表希望者は、以下のGoogle Formsから必要事項を入力し申し込みを行ってください。
プログラム用原稿(100文字〜150文字)も同時にこちらに入力してください。

研究発表申込フォームURL 

https://forms.gle/gzGB78GWfaP3d6YC8

申込締め切り7月22日(金)  ※期日を過ぎての受付はいたしませんのでご注意ください

❷概要集原稿 (PDFデータでの提出) (A) のみ
「概要集原稿」は、「指定レイアウト」を学会ホームページよりダウンロードし、指示に従って作成した後、データを以下のgoogle Formsへアップロードすること。なお「概要集原稿」はPDFデータ(最大3MB)とし、指定した形式以外での提出は受け付けない。

1) 原稿提出先 

https://forms.gle/BQb7TumF6jw3XipP8

2) 締め切り 8月1日(月)~8月3日(水) ※期日を過ぎての受付はいたしませんのでご注意ください

❸研究発表登録費の支払い
・研究発表登録費は概要秀原稿・大会プログラム原稿の提出と同じタイミングで学会口座にお振込ください。
お振込日 8月1日(月)~8月3日(水)

○振込先
 ■みずほ銀行根津支店
  口座番号:普通 1708384
  口座名義:環境芸術学会
      (フリガナ:カンキョウゲイジュツガッカイ)

 ■ぱるる(郵便貯金口座)
  口座番号:00160-0-587151
  名義:カンキョウゲイジュツガッカイ

    ※他の金融機関からの振込の場合
    金融機関コード:9900 店番:019 預金種目:当座
    店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店)
    口座番号0587151

《お振り込みについての注意点》
お振込みされた方の氏名が正確に確認できるよう、必ず振込者名の先頭に会員番号をお付け下さい。
会員番号は学会より発送される各封書の宛名に表記しています。