環境芸術学会第25回記念大会「つながりと発見」

環境芸術学会第25回記念大会

「つながりと発見」

大会日程:2024年12月14日(土) ー 12月15日(日)
会場:水戸市民会館
〒310-0026 茨城県水戸市泉町1丁目7−1
主催:環境芸術学会
後援:茨城県 茨城県教育委員会 水戸市 水戸市教育委員会
水戸観光コンベンション協会
協力:公益財団法人水戸市芸術振興財団

〈大会組織〉
大会会長:高須賀昌志
実行委員長:小佐原孝幸
副実行委員長:小野裕子
実行委員:奥田祥吾、菖蒲澤侑、高橋綾、桜井龍、岡本晃樹、友部絢奈、田島悠史、宮本一行、船山哲郎 

大会事務局:
〒310-8585 水戸市見和1-430-1
常磐大学人間科学部 コミュニケーション学科 小佐原孝幸研究室


水戸大会テーマ「つながりと発見」

大会実行委員長 小佐原孝幸

創造のきっかけは、要素と要素の結びつきによって生じる「発見」にあると言われています。

かつて、アルキメデスは入浴時に「金の冠」と「水位」の関係性に気がつき、「エウレカ(わかった)!」と叫びました。この気づきによって、以降人類は溶かすことなく、金属の中に含まれている、金の含有量を知る術を獲得しました。
環境芸術学会設立25周年を記念して開催する水戸大会では、解放的な水戸市民会館の建築空間を全面的に活用した作品展示と関連イベントを通して、来訪者にとって、研究者にとって、新しい「つながりと発見」を生み出します。

水戸市は芸術文化創造都市を標榜しており、伝統文化の継承と新たな芸術文化の創造に取り組んでいます。とくに「水戸芸術館」「水戸市民会館」「京成百貨店」が連なるエリアは文化発信拠点「MitoriO(ミトリオ)」の愛称で知られ、水戸市民会館は、多様な人々が交わる文化交流拠点として位置付けられています。伊東豊雄の新たな代表作となったこの建築には、水戸市が標榜する伝統と先進性の融合を体現した一角があります。京成百貨店と水戸芸術館を接続する通路にもなっている「やぐら広場」です。どっしりした木製の柱と梁によって編まれた壮麗な架構は、日本建築の伝統技法と竹中工務店の先進技術が合わさることで実現しています。「かつて出雲大社に在ったと伝えられているやぐら造りの本殿とは、こういったものだったのではないか」と思いを馳せる空間です。

学会展では展示室だけでなく、共有空間にも作品を設置し、開かれた研究場を設えます。学会25周年にふさわしいこのステージで、会員の皆様の弛まぬ研鑽の成果が花開くことを期待しています。


[学会展]

日程:12月8日(日)〜12月15日(日) 10:00〜20:00 ※最終日のみ17:00まで
会場:水戸市民会館
学会発足25周年を記念する水戸市民会館を全面的に活用した大規模な学会展になります。

【大会日程】

[12月13日(金)]
●エクスカーション 会場:水戸芸術館
15:00〜15:30 施設見学
15:30〜16:30 田村友一郎《ATM》鑑賞 水戸芸術館 現代美術ギャラリー
https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5320.html
17:00〜18:30 田村友一郎 アーティスト・トーク「つながりと発見」 水戸芸術館 会議室
登壇者:田村友一郎、井関悠(水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)、小佐原孝幸(環境芸術学会)

[12月14日(土)]
大会1日目 会場:水戸市民会館
10:00〜10:10 開会式
10:20〜12:40 口頭発表
12:40〜13:40 お昼休憩
13:40〜17:20 作品発表
18:30〜20:30 懇親会
※口頭発表のエントリー数に応じて、実施時間が多少前後する可能性があります。

[12月15日(日)]
大会2日目 会場:水戸市民会館
9:30〜10:00 総会
10:05〜10:35 奨励賞受賞講演 宮本一行
10:40〜11:10 学会賞受賞講演 伊藤隆治
11:10〜11:20 授賞式
11:20〜12:00 ポスター発表
12:00〜13:00 お昼休憩

13:00〜15:00 シンポジウム「山口勝弘のたどったメディアアート ——環境芸術学会に至るまで——」
登壇者:森脇裕之(多摩美術大学教授)、逢坂卓郎(筑波大学名誉教授)、北市記子(大阪経済大学教授)

15:20〜15:30 学生プレゼンテーション賞授賞式
15:30〜15:50 閉会式
17:00 学会展閉幕

【各プログラム】

●口頭発表
日程:12月14日(土) 10:20〜12:40 
会場:水戸市民会館3階 中会議室
プロジェクターとスクリーンが備え付けられた会場で、発表者による15分〜20分程度の研究発表・質疑応答を行います。

●ポスター発表
日程:12月15日(日) 11:20〜12:00
会場:水戸市民会館3階 ミーティングラウンジ
発表者から提出されたデータを出力したポスターを市民会館3階ミーティングラウンジに掲示します。ポスター発表者は、指定された時間、各自のポスターの前に待機し、内容説明や質疑応答を適宜行います。

●作品発表
日程:12月14日(土) 13:40〜17:20
会場:水戸市民会館1階、2階 展示スペース
ギャラリーツアー形式で各作品を回ります。
学会展出品者は、指定された時間に自分の作品の前に待機し、2分〜3分程度の作品説明を行います。
※作品発表の申し込みに関してはすでに7月に締め切っております。

●学会賞賞表彰式 / 受賞者記念講演会
日時:12月14日(土)10:05〜 水戸市民会館 大会議室
今年度は環境芸術「学会賞」を受賞された伊藤隆治氏と「奨励賞」を受賞された宮本一行氏、それぞれの表彰と受賞者による講演会を行います。

●懇親会
日程:12月14日(土) 18:30〜20:30
会場:水戸芸術館 チャイナテラス五軒
逢坂卓郎先生が手がけた水戸芸術館のライトアップを背景に、懇親会を開催いたします。この機会に、研究者同士の交流を深めていただければ幸いです。茨城県常陸野の豊かな自然で育まれた有機野菜を使用した「医食同源」の中華料理をご提供いたします。

チャイナテラス五軒
https://hotel-terrace.com/china_terrace/

●エクスカーション
日程:12月13日(金) 15:00〜18:30
会場:水戸芸術館
協力:公益財団法人水戸市芸術振興財団
水戸芸術館の施設を見学したのち、現代美術ギャラリーにて、田村友一郎《ATM》を鑑賞、併せてアーティスト・トークを聴講します。

田村友一郎《ATM》
https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5320.html

●シンポジウム「山口勝弘のたどったメディアアート ——環境芸術学会に至るまで——
日程:12月15日(日) 13:00〜15:00
会場:水戸市民会館3階 大会議室

戦後まもなく実験工房から活動から始めた山口勝弘は、1970年大阪万博を経験し、
その後ビデオアートを始める。
独自の映像空間創造を目指しつつ、グループ・アールジュニで
普及に尽力したハイテクアートは、今日のメディアアートの源流となった。
このシンポジウムでは、山口勝弘のたどった軌跡から見えてくるメディアアートと
生涯をかけて追い求めた環境芸術の姿を考える。

登壇者:森脇裕之(多摩美術大学教授)、逢坂卓郎(筑波大学名誉教授)、北市記子(大阪経済大学教授)

【大会参加申し込み方法】 

大会参加の申し込みは、まず下記のGoogleフォームからご登録ください。
※総会欠席の場合は委任状も兼ねておりますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。

大会参加申込URL
https://forms.gle/a4t4utrBvgghEeVU6

〆切:10月20日(日)

<参加費>
正会員:8,000円
学生会員:3,000円
非会員:9,000円

<別途費用>
エクスカーション参加費:2,000円
懇親会費:6,000円
弁当代:12月14日(土)、12月15日(日) 各1,200円 飲み物付き
※周辺にコンビニや飲食店もいくつかありますが、昼食時間が限られているためお弁当の予約をお勧めいたします。

【大会参加費の支払い】

下記リンクのPeatixサイトより10月23日(水)までにお支払い願います。

https://peatix.com/event/4123800/view

【研究発表募集要項】

○研究発表は(A)口頭発表(B)ポスター発表(C)作品発表、3つの方式があります。
※今年度に関しては学会展との兼ね合いで(C)作品発表の募集はすでに締め切っております。
○1研究者が複数の研究発表をすることも可能です。同じ内容で複数の研究発表をすることはできません。
○「概要集原稿」「大会プログラム原稿」が必要です。下記要項に従って提出して下さい。
○今年度分も含め年会費の未納があると研究発表申込ができません。共同発表者についても同じです。
納入状況についての不明点は本部事務局の小山までご連絡ください。
○「研究発表登録費」が必要となります。詳しい内容について研究発表登録費の項をご確認ください。
○発表に際しては学会HPの「環境芸術学会の著作権について」を参照し、著作権などの取り扱いに十分に留意してください。

※研究発表全般に関するお問い合わせ
 会事務局 小佐原孝幸 E-mail:takayuki.osahara@gmail.com

※年会費の納入状況についてのお問い合わせ
 本部事務局 小山 E-mail: from-jimu@iead.org

[大会研究発表資格]
1)研究発表の代表者は会員のみとする。
2)発表年度も含め学会年会費の未納がない者とする。共同研究者もついても同じとする。

[研究発表登録費]
●作品発表(学会展出展)登録費
正会員:4000円
学生会員:2000円

●口頭発表、ポスター発表登録費
正会員:3000円
学生会員:0円

※共同研究者も同額になります。
研究代表者が共同研究者分の金額も合算して学会事務局へと支払ってください。

・例
正会員1名が作品発表1件、口頭発表1件をする場合
合計7,000円
(作品発表4,000円+口頭発表3,000円)
※これに大会参加費8,000円が加わります。

[口頭発表、ポスター発表申し込み方法]
発表希望者は、以下のGoogle Formsから必要事項を入力し登録を行ってください。

研究発表登録フォームURL
https://forms.gle/K24FvhNtPQXZtWnG9

〆切:10月6日(日)
※期日を過ぎての受付はいたしませんのでご注意ください

[概要集原稿(口頭発表、ポスター発表)の提出]

学会誌に掲載される「概要集原稿」は下記URLから「概要集作成マニュアル」を参照し、「01_summary_manual.pdf」に従って、作成ください。
https://drive.google.com/drive/folders/1KNMzZEnxhbSbkNPfQPLtUHJvlYqj9bK3?usp=sharing

なお「概要集原稿」はPDFデータ(最大100MB)とし、指定した形式以外での提出は受け付けません。

  • 原稿提出先

下記のフォームからご提出ください。
併せてプログラム用原稿(100文字〜150文字)の入力もお願いいたします。
https://forms.gle/gKkNZVWBxnxjQW8Q8

〆切:10月20日(日)

[はじめて概要集を執筆する方へ]

前大会の口頭発表とポスター発表の概要集をGoogleドライブにアップロードしました。
下記URLからご参照ください。
https://drive.google.com/file/d/1GPxF9RnjBwZsI0aP3Red6uT9QIjwFw3Y/view?usp=sharing

[研究発表登録費の支払い]

研究発表登録費は下記の期間にいずれかの学会口座にお振込いただきますようお願いいたします。

振込期間:10月21日(月)~10月23日(水)

●みずほ銀行根津支店
口座番号:普通 1708384
口座名義:環境芸術学会
(フリガナ:カンキョウゲイジュツガッカイ)

●ぱるる(郵便貯金口座)
口座番号:00160-0-587151
名義:カンキョウゲイジュツガッカイ

※他の金融機関からの振込の場合
金融機関コード:9900 店番:019 預金種目:当座
店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店)
口座番号:0587151

《お振り込みについての注意点》
お振込みされた方の氏名が正確に確認できるよう、必ず振込者名の先頭に会員番号をお付け下さい。
会員番号は学会より発送される各封書の宛名に表記しています。

【研究発表部門別詳細】

研究発表を希望する者は、発表する部門の内容をご確認ください。

●口頭発表
12月14日(土) 10:20〜12:40 会場:水戸市民会館中会議室

1.発表者(共同研究の場合は発表筆頭者)は、口頭発表会場において発表を行い、質疑応答、討論をおこなう。
2.発表時間は、1件について質疑応答合わせ20分間程度とする。
発表時間の変更がある場合は発表者数確定後、本人に連絡する。
3.発表に必要なプロジェクターは大会事務局で用意する。PCについては発表者が準備すること。
プロジェクターとの接続ケーブルのコネクタはHDMI端子もしくはUSB-Cで接続できるようにご準備ください。
4.「優秀プレゼンテーション賞(会員部門・学生部門 各1件)」を設け、優れた発表に対して授与する。
受賞者は学生部門は発表当日の発表、会員部門は後日発表する。

●ポスター発表 (部会活動報告はこれに準ずる)
掲示期間:12月13日(金)〜15日(日) 会場:水戸市民会館3階ミーティングラウンジ
発表者は12月15日(日)11時20分〜12時にポスター前に待機し、質疑応答に答える。

1.発表者から提出されたデータを出力したポスターを定められた場所に掲示する(印刷・掲示は大会事務局で行う)
2.発表者(共同研究の場合は発表筆頭者)は、定められた日時に、各自のポスターの前に待機し、内容説明や質疑応答を適宜行う。
3.ポスターの内容
判型:A1サイズ 縦位置
枚数:発表件数1件につき2枚以内 テキストサイズは12pt以上とすること。
表題:1枚目に当たるパネル上部に表題、発表者氏名、所属を表すものとする。副題をつけても良い。その他デザインについては自由。
※ポスターデータはPDFで提出。大会事務局にて出力を行います。

ポスターデータの提出は大会3週間前を予定。詳細は後日、発表代表者に対してメールにてお知らせしいたします。