2023年 環境芸術学会 講演・交流会 共催企画 『地域再生とアート〜ふくしまの今、飯舘村から』概要

環境芸術学会会長 高須賀 昌志

 この度、環境芸術学会では、実践女子大学 2023年度教育プロジェクトとの共催で、オリエアート・ギャラリーにて開催される展覧会『ふくしまの今〜12年目の夏2023』展の開催に伴い、特定非営利活動法人「ふくしま再生の会」理事長の田尾 陽一氏をお招きして地域再生の実践者としてお話を伺う機会をつくりました。広く学会員のみなさまにご参加いただくことで、震災・原発事故から12年経った福島の現状や地域再生とアートの関係についての理解と見識を深め、また福島と学会との関わりの「きっかけづくり」となることを目指します。

日時:7月29日(土)10:00〜    オリエアート・ギャラリー内覧会(任意)
                   『ふくしまの今〜12年目の夏2023』展
           14:00〜15:30 田尾 陽一氏 講演
           15:30〜17:30 交流会
           18:00〜   懇親会(別会場へ移動) 

会場:実践女子大学(渋谷キャンパス)〒150-8538 東京都渋谷区東1-1-49
   講演会:702教室 交流会:905学生ホール
   https://www.jissen.ac.jp/access_guide/index.html

主催:実践女子大学 2023年度教育プロジェクト『持ち運べるパブリックアート〜地域活性化に対するAR(拡張現実)技術の活用に関する取り組み』
共催:環境芸術学会、チーム・オオカミ
後援、協力、支援会社(敬称略・順不同):
   特定非営利活動法人「ふくしま再生の会」
   株式会社 織絵
   NTTコミュニケーションズ 株式会社
   一般社団法人 ふくしま連携復興センター
   環境芸術学会 未来芸術研究部会

講演者ご紹介:
田尾 陽一(たお・よういち)
1941年神奈川県生まれ。
特定非営利活動法人「ふくしま再生の会」理事長。元物理研究者。
東京大学理学部大学院物理専攻修士課程修了(高エネルギー加速器物理学)。
IT企業の経営や、社会システムデザインの研究など多岐にわたる活動ののち、
福島県飯館村に移住している。
著書『ソーシャル・キャピタルで解く社会的孤立」(共者、ミネルヴァ書房、2013年)
  『飯舘村からの挑戦-自然との共生を目指して』(ちくま新書、2020年)
訳書『πの歴史』(ペートル・ベックマン著、共訳、ちくま学芸文庫、2006年)
特定非営利活動法人「ふくしま再生の会」website http://www.fukushima-saisei.jp

展覧会概要:『ふくしまの今〜12年目の夏2023』

期間:2023年7月31日(月)〜8月10日(金)内覧会7月29日(土)
            ※10:00〜18:00、最終日〜16:00、日曜祭日休み

場所:オリエアート・ギャラリー/港区北青山2−9−16 AAビル1F
https://orie.co.jp/
※営団地下鉄 銀座線 外苑前駅より徒歩5分程度

出展者(敬称略・順不同):
1)飯館村
 ・チームオオカミ
 ・合同会社マーブリング
 ・特定非営利活動法人「ふくしま再生の会」
2)相馬市
 ・たすけっと相馬
3)双葉町
 ・佐々木亮(NTTコミュニケーションズ勤務)+阿久津木材店
4)会津若松市
 ・株式会社Eyes Japan
5)その他
 ・実践女子大学ARオオカミアートWSプロジェクト
 ・アート作品や商材の展示

お問い合わせ先:実践女子大学美学美術史学科 下山 肇 shimoyama-hajime@jissen.ac.jp