アカリノパズル 2015
造形デザイナー
群馬県女子大学 文学部 美学美術史学科 教授(デザイン教科担当)
1970年、神奈川県生まれ。
1997年、東京藝術大学 大学院 美術研究科 デザイン専攻修了。
玩具、あそびをテーマに作家と鑑賞者のコラボレーションが生み出すアートやデザインの楽しみ方を提案している。群馬県を中心に、様々な地域の病院や幼稚園、観光地などへ「Art & Design」を提案する実践研究も行う。
主な受賞歴
東京藝術大学 美術学部 デザイン科 卒業制作展 デザイン賞、
Contemporary Toy of the Year 2009 創作玩具公募展 佳作、
第1回 スギ・ヒノキの創作玩具公募展 グランプリ、
第5回神戸ビエンナーレ 創作玩具国際コンペティション 大賞など多数。
ロボッティア 〜未来への白いチカラ
2022群馬県渋川市伊香保温泉石段街
高さ3mのこのロボットは、同一形状の30cmキューブ48個で構成されている。
コロナ禍の際、先の見えない状況を打破するため、「未来への希望を託す」という想いを込めて制作した。
01
ウゴクネリ・カー
2024熊谷スポーツ文化公園
前作「ウゴクネリ」(バイク)を自動車型に変化させた、乗り物作品第2弾。
複数のバイクを使って新しい乗り物にするアイデアは、特撮テレビドラマシリーズ「アクマイザー3」や「仮面ライダードライブ」からヒントを得ている。
ハンドルを左右に動かすだけで前進することができる。軽量化を図ったことで未就学児でも簡単に動かすことが可能であるが、そのため40kg 以下(定員1名)までの体重制限となる。
素材:合板、プラズマカー(ハンドル及び前輪部分を使用)
02
メッセージブロック
2018八ヶ岳美術館
カタカナの美しさをブロック化した参加型立体タングラム作品。
アール・デコ様式を取り入れたブロックにより、美しい造形を簡単に作ることができる。
6種のパーツを使い50音も作成可能。
03
SAGAEカンシャノカタチ
2024山形県寒河江市 慈恩寺テラス(SAGAEまちなかアート展)
山形県寒河江市で開催された「SAGAEまちなか芸術祭」で発表したのは、鏡畳店とのコラボレーションによる本作品である。この作品は、鏡畳店代表の鏡芳昭氏の想いを反映し、畳を擬人化することで人と作品との対話を促進することを目指した。市内10カ所に展示された作品は、展示終了後に一部を組み合わせ、畳のソファへと変形させる形で東京にて展示発表を行った。
04