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活動報告

環境芸術学会 第16回大会

環境芸術学会第16回大会 (終了)

< テーマ > 「いとおしき -歴史環境と芸術の未来- 」
<大会組織>
大会会長: 高須賀昌志
実行委員長: 大森正夫
実行副委員長: 相澤孝司
実行委員: 白砂伸夫、谷口文保、かわいひろゆき、
ばんばまさえ、金澤麻由子、曽和具之、
さくまはな、山之内理枝、下西紀子
■大会日程 2015年11月14日(土)〜22日(日):屋外展示(9日間)
■会   場 賀茂別雷神社、上賀茂社家町、京都国立博物館、京都嵯峨芸術大学
■主   催 環境芸術学会、京都歴史環境芸術祭実行委員会
■後   援 賀茂別雷神社
■協   力 京都嵯峨芸術大学
■大会事務局

京都嵯峨芸術大学
〒616-8362 京都市右京区嵯峨五島町1 番地

大森研究室 oo-oomori@kyoto-saga.ac.jp

「研究発表申し込み方法はこちら」


第16回大会の開催にあたって

大会実行委員長 大森正夫


 京都は世界を代表する歴史と自然環境を保有する文化地域であり、日本文化の発信源として多くの芸術文化を生み育ててきた美意識の源泉地でもあります。その京都においても近代化と美意識のグローバリゼーションは押し寄せ、美しき風景や永年培ってきた形象や価値観から慣習までもが急速に崩れていき、景勝との関わり方さえ大きな課題になっています。
 また、芸術の分野においては市民参加や屋外での活動を主とするアートプロジェクトが盛んになり、環境がアートの主要なメディアになっています。しかし、環境に対する芸術の在り方は地域それぞれであり、統一した方法があるわけではありません。さまざまな地域で趣向を凝らした芸術祭が行われる事によって、多くの課題も浮き彫りに成り始めています。
 そこで、日本文化が改めて注目されている今日、日本の文化遺産である歴史環境とアートはどのように関わるべきなのかを作品展示を通して議論し、新たな環境芸術の在り方について提案したいと思います。
 今回、世界を代表する伝統文化と歴史環境を有する京都で催す「環境芸術学会第16回大会」を、学会員のみの学術発表の枠を越えた『京都歴史環境芸術祭』として企画し、地元の伝統芸術活動を行う団体などとも連携しながら、これからの芸術の在り方について広く社会に公開・提言したいと思います。
 特に、開催場所の上賀茂神社(賀茂別雷神社)は、本年10月第42回の式年遷宮を迎える由緒ある景勝地であり、歴史環境と芸術を考えるには最良の場所です。さらに本年、京都は春には「国際現代芸術祭PARASOPHIA」が、一年を通して「琳派四百年記念祭」が行われています。歴史と現代に生きる京都で、これからのアートの姿を語り合いましょう。

大会スケジュール

大会1日目 11月14日(土) 

9:30〜10:10 理事会(京都嵯峨芸術大学 有響館G301)
10:15〜10:45 総会 (有響館G401)
10:50〜12:00 研究発表(論文発表+パネル発表)(有響館G301,302,303,G401)
12:00〜13:00 昼食
13:00〜14:10 研究発表(論文発表+パネル発表)(有響館G301,302,303,G401)
14:15〜15:00 学会賞(奨励賞・学会賞)受賞記念講演会(有響館G401)
15:15〜 バス移動
16:00〜17:00 特別見学会「琳派―京を彩る―」展」(京都国立博物館平成知新館)
17:30〜20:00 懇親会(京都国立博物館平成知新館レストラン)

大会2日目 11月15日(日) 上賀茂神社

9:30〜12:00 「社家町めぐるアート展」(社家町伝統建造物群保存地区)  
「上賀茂・千年アート展」(上賀茂神社境内)
12:00〜13:00 昼食
13:00〜13:45 講演会(学会大賞受賞記念)(上賀茂神社・庁屋)
14:00〜16:00 パネルディスカッション(上賀茂神社・庁屋)
16:15 能楽鑑賞
17:00 閉会

【京都歴史環境芸術際】

■上賀茂・千年アート展
 11月14日(土)22日(日)
 10:00-17:00 展示会場:上賀茂神社境内
 作品搬入期間: 11月9日(月)13日(金)
 作品搬出期間: 11月23日(祝・月)28日(土)

■社家町めぐるアート展
 11月14日(土)15日(日) 10:00-17:00 
 展示会場:社家町伝統建造物群保存地区
 作品搬入期間: 11月13日(金)
 作品搬出期間: 11月15日(日)


作品発表申し込み方法・作品展示場所写真はこちら
 「上賀茂・千年アート展」上賀茂神社境内 芝生
 「上賀茂・千年アート展」上賀茂神社境内 木立ち、川沿い
 「上賀茂・千年アート展」上賀茂神社境内 その他
 「社家町めぐるアート展」社家町伝統建造物群保存地区 屋外
 「社家町めぐるアート展」社家町伝統建造物群保存地区 屋内
 「社家町めぐるアート展」社家町伝統建造物群保存地区 その他

大会プログラム内容

研究発表

□ 作品発表   
「上賀茂・千年アート展」(上賀茂神社境内)
 会期 : 11月14日(土)〜11月22日(日)(9日間)
 「社家町めぐるアート展」(社家町伝統建造物群保存地区)
 会期 : 11月14日(土)〜11月15日(日)(2日間)
 今大会は、「京都歴史環境芸術祭」としても開催するため、上賀茂地域の歴史環境を
 活かしたアート作品を屋内外に展示します。
 展示期間や条件等が通常の大会とは異なりますので、作品発表を希望する会員は「研究発表
 詳細ページ」をご覧の上、お申し込みください。申し込み後、大会事務局と発表希望者で
 調整を行います。

作品発表会は、下記の2つの会場と期間に分かれ、アーティストトークなども含め、市民に広く公開します。

 ※ 本大会の作品発表は展示場所・大会テーマに沿った募集となるため、通常の作品発表は
   パネル発表にてお願いします。

□口頭発表・パネル発表
例年実施しております会員各人1枚ずつのA3パネルによる紹介を、今年は画像データによる上映にて行います。

□ 学会賞受賞記念講演会
本年度は、環境芸術学会「学会大賞」、「学会賞」、「奨励賞」が発表されます。受賞記念講演会は2日間に分かれ、初日に「学会賞」と「奨励賞」、2日目に「学会大賞」の受賞者による講演を行います。
「学会賞・奨励賞」  日時:11月14日(土) 14:15〜15:00 
             場所:京都嵯峨芸術大学有響館G401
「学会大賞」  日時:11月15日(日)13:00〜13:45 場所:上賀茂神社・庁屋

□ エキスカーション 「琳派―京を彩る―」展
琳派生誕400年を記念して、京都において初めて開催される本格的な琳派展「琳派400年記念 琳派―京を彩る―」の見学をします。
大会1日目の口頭発表後、貸切バスにて展覧会場の京都国立博物館の新館・平成知新館に移動し、各自自由に観覧します。

□ 懇親会   
展覧会を鑑賞した後に、京都国立博物館平成知新館にあるレストラン「ラ・ミューゼス」にて懇親会を行います。開宴は、閉館後になりますので、谷口吉生設計の新館・平成知新館の外観などを屋外テラスから鑑賞しながら、会員相互の親睦を深めていただきたいと思います。なお、開催にあたっては、京都ブランドの清酒樽による鏡開きを行います。

□ シンポジウム
テーマ「歴史環境と芸術の未来」
 パネリスト Everett Kennedy Brown 湿板光画家 epa通信社日本支局長
 重森千 作庭家 重森庭園研究所代表
 白砂伸夫 ランドスケープアーキテクト・神戸国際大学教授
 竹田直樹 兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科准教授
 司 会 大森正夫 本大会実行委員長、環境芸術学会副会長  

今大会は、「歴史環境と芸術の未来」をテーマに掲げ、歴史環境と芸術をめぐる多様な課題や将来像について、さまざまな分野で実践的に活躍されている方々をお迎えし、パネルディスカッションします。また、このシンポジウムも「京都歴史環境芸術祭」の一環として広く市民に公開し、歴史環境に関わる芸術の未来についてのメッセージを社会に発信していきたいと考えています。

□ 能楽鑑賞
演者:金剛流能楽師 宇高竜成  
本年10月15日、上賀茂神社は21年に一度の遷宮を迎えます。本大会と遷宮を祝い、上賀茂神社馬場殿を舞台にした能楽を演舞いただき、鑑賞する予定です。